2019年07月26日

多田東小学校避難所運営マニュアル作成プロジェクトキックオフ!

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 第1回多田東小学校避難所運営マニュアル作成のための会議が多田東小で開催されました。
 これは、多田東コミュニティ協議会として、市危機管理課の職員に指導してもらいながらコミュニティの自主防災が主体となって、避難所マニュアルを作ることが目的のプロジェクト会議です。
 本日、マニュアルの概要説明後、体育館、グラウンド、校舎内の避難所施設(レイアウト案)を見学しました。
 多田東小学校区の人口が、13,071人。多田東小学校、多田東会館合わせて収容人員が850人(6.5%)。体育館の収容人数200人は、雑魚寝を想定。ダンボールベッドなども全員分を持ち込むスペースの余裕がありません。短期間ならなんとかなっても1カ月の想定では厳しいものがあります。
 避難所の国際基準として国際赤十字による「スフィア基準」が提唱されています。その内容は、
・世帯ごとに十分に覆いのある生活空間を確保する
・1人あたり3.5平方メートルの広さで、覆いのある空間を確保する
・最適な快適温度、換気と保護を提供する
・トイレは20人に1つ以上。男女別で使えること
・女性トイレは男性トイレの3倍必要
と、人間の生活として最低限確保されるべき権利として記されています。
 日本と同じ地震大国のイタリアの避難所には数百ものテントがあり、家族単位で入ります。空調は完備され床はじゅうたん、ベッドは人数分が確保されています。しかし、体育館は空調が完備されてないこと。テントは、必要なら個人で用意することになっています。
 学校の備蓄倉庫には非常用物資として毛布を備えているだけとまだまだ課題が多いと感じました。これだけ災害が頻発しているにもかかわらず、「非常時だから仕方がない」「我慢するしかない」との意識がありますが、避難所だからこそストレスの少ない生活ができるようにする工夫が大切。特にトイレの数が足りなかったり汚かったりすると水や食事を控えたりする人が増え、健康上のリスクが高まることになります。快適で十分なトイレ数を確保することが欠かせないと思います。
posted by のりこ at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記